菜の花エネルギー

プロジェクトの概要

近年,地球温暖化やエネルギーの供給不足が
危惧されています。このことから、環境や
エネルギーについて地域の方に知識や理解を
深めてもらうことは大変意義があると考えます。
私たちの研究室ではバイオディーゼル燃料を
中心にエネルギーに関する研究を行っているため、
あらゆる活動を通してエネルギーや環境について
知ってもらうことができます。

具体的には、休耕田を利用して菜の花を栽培し、
菜種を収穫して菜種油を搾り出し、その油を
天ぷらなどに使用します。さらに使い終わった油
(廃食油)からバイオディーゼル燃料を製造し、
その燃料を農耕機に使って再び菜の花を栽培します。
こうして菜の花を使った「資源循環型社会の形成」を
目標とします。このような活動を通して、地域の人たちに
環境やエネルギーについて知識や理解を深めて
もらおうと考えています。また,若い世代がエネルギーや
環境について興味・関心を持つことは重要であると考え、
小学生や高校生を対象としたエネルギー教育講座を行います。
学生が普段受けている授業とは異なったイベントを通して、
地域の人たちに環境やエネルギーについて知ってもらう
ことができると考えています。